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日常生活の中にも得点源がある

資格試験の受験勉強というと、難解な法律や専門的な科目を一からテキストで学ばなければいけない、というイメージを持っている方が多いと思います。

もちろん、いわゆる「お勉強」が大事なのはもちろんですが、勉強とは直接関係のない、日々の生活の中でのちょっとした心がけが、本試験で力を発揮することもあるのです。

それは、「一般常識」や「時事問題」への対応です。
一般常識や時事問題の知識が出題される試験としては、中小企業診断士、行政書士、社会保険労務士などが代表的です。

中小企業診断士試験では、ビジネス、経営やITに関する最新のトレンドや、専門用語などが出題されますし、行政書士試験では、「一般知識等」の中で、政治・経済・社会に関する幅広い知識が問われます。社会保険労務士試験では、「労働に関する一般常識」で、雇用問題や人事労務管理などのテーマや統計に関する一般常識問題が出されます。

具体例をあげると分かりやすいので、診断士と行政書士の過去問からピックアップしてみます。いかがでしょうか。「こんな問題も出るの?」と思いませんか?

<中小企業診断士試験>

平成23年度第一次試験 経営情報システム 第16問

高額なソフトウェアやサーバを直接購入しなくても、膨大なIT資源を自由に使えるとうたっているクラウドコンピューティングが注目されている。クラウドコンピューティングに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア 会計システムや人事システムは機密性が要求されるため、クラウドコンピューティングの対象から除外されている。

イ 企業などの組織が利用するのではなく、私的個人を対象にソフトウェアを利用できるようにするサービスは、プライベートクラウドである。

ウ ソフトウェア開発環境、OS、ハードウェアなどをネットワークを通じて利用できるようにしたサービスは、PaaS型クラウドコンピューティングである。

エ パソコンやプリンタなどのハードウェア本体を貸し出すサービスは、IaaS型のクラウドコンピューティングである。

<行政書士試験>

平成22年度 問50

日本の地方自治体の財政状況として、義務的経費の増大による財政の硬直化が指摘されている。次のア〜オの記述のうち、この「義務的経費の増大」の事例として妥当なものの組合せはどれか。

ア、大規模な運動場の建設を行うこととなり、今年度の予算規模が大幅に増大することとなった。

イ、職員数を削減し、民間委託を行った結果、委託費の支出が大きく増大した。

ウ、過去に、不況の影響による法人事業税の減収分を補填するため、追加的な起債を行なった結果、後年度の元利償還費が大幅に増大した。

エ、生活保護世帯の増加により、扶助費の支出が大幅に増大した。

オ、下水道事業経営が厳しくなったため、一般会計からの繰出額が大幅に増大した。

ここで上げたのはほんの一部ですが、一般常識に関する問題は、「何が出るか分からない」という面があります。テキストに載っていない内容も多いので、勉強のしようがないという難しさがあります。

逆に言えば、「何となく知っている」「聞いたことがある」というだけで得点できる問題がほとんどです。合格ライン前後で多くの受験生がひしめきあっている本試験では、もし知っていれば非常にプラスになります。

一般常識問題で得点できる人は、日頃から、新聞や雑誌、ネット等で幅広く情報収集する習慣がついています。もし、そのような習慣がない、という方は、政治経済や社会情勢、IT技術などについて、興味をもって幅広く情報を収集する意識をもってください。

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