1. HOME
  2. 【カテゴリ】 資格試験の時間術

講義の時間は勉強時間に含めない

資格スクールのインプット講義の時間数は、資格によってもまちまちですが、数十時間から難易度の高い資格では200時間ぐらいまで、かなりの時間にのぼります。

ある資格を受けるとして、本試験までに自分なりに設定した目標勉強時間が500時間だとしましょう。目標勉強時間を設定すること自体はよいことですが、その際に注意したいのは、「講義を受けている時間は勉強時間にカウントしない」ことです。これは通学講義でも、通信講座のDVD講義などでも同じです。

逆に言うと、目標勉強時間を設定するときは、講義を受ける曜日や時間帯を除いた上で、それだけの勉強時間が確保できるのかどうか、仕事の事情なども考えながらよく検討する必要があります。

講義時間を勉強時間に入れてしまうと、実際は主体的な勉強ができていないのに、ついつい勉強した気になってしまいがちです。例えば、実際は集中できずに講義時間の半分ぐらい寝ていたのに、「今日は学校の講義に出席したから、3時間勉強した」と満足してしまう人が意外と多いのです。

ダラダラとスクールに通学したり、通信のDVDを見ているだけで、何となく勉強時間だけ稼いだ気持ちになると、結果的に自習がおろそかになり、いつまで経っても力が付きません。

資格スクールの講義は、科目の内容を理解し、アウトプット力を付けるための基礎になるので、試験対策全体の中で重要な位置を占めていますが、ただ講義を聞くことだけでは「勉強した」とは言えません。聞いたこと、教わったことを自分なりに復習したり、整理することで初めて理解が進み、知識が定着するのです。

具体的には、例えば1日2時間勉強するという目標を設定したら、講義以外の勉強時間だけで毎日平均2時間確保するように心がけてください。勉強場所は自宅でも、通勤電車の中でもかまいませんし、じっくり勉強できない日は、昼休みや仕事の合間の喫茶店など、細切れ時間の積み重ねでもちろんOKです。

ちなみに、資格スクールのカリキュラムの中でも、問題演習や模擬試験の時間や、それらの解説講義の時間などは、実戦的なアウトプット学習の時間として当然勉強時間に含めてよいと思います。

勉強は時間数もさることながら勉強の中身、質がより重要です。
講義を受けている時間以外の自主学習だけで、きちんと目標勉強時間をクリアすれば、「これだけ自分はしっかりと勉強したんだ」という自信につながりますし、合格に必要な実力が自然と付いてくるでしょう。

講義時間を勉強時間から除いてしまえば、必然的に講義時間以外の時間帯や曜日で勉強時間を捻出しないといけなくなるので、時間を有効活用する上でも効果的です。

魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント
魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント
忙しい仕事を抱えながら、資格の勉強時間を確保するには、現在の仕事も効率よくこなし、勉強に集中できる環境を作っていく必要があります。この本では「仕事のしくみを科学する」ことからスタートし、「魔法のシート」と呼ばれる、スケジュール帳とも違う、タイムマネジメントの手法をわかりやすく紹介しています。実践的です。