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資格取得後のイメージを明確にする
スクールや講座に申し込んで勉強を始めたものの、願書提出、本試験まで実際にたどりつく人は、全体の半分もいない、というのが、私がいろいろな試験を受けてきて感じる率直な印象です。
残り半分の、最後までたどり着かない人は、たいてい次のことがあいまいです。資格の勉強に取り組む前に、再度自分に問いかけてみてください。
「何のためにその資格が取りたいのか?」
「資格を取った後どうしたいのか?」
資格試験の勉強は、受験勉強と違って、仕事や家事と両立しなければいけません。本業が忙しいときでも、数ヶ月から場合によっては1年以上、根気よく勉強を続ける必要があります。
資格を取る目的や、資格取得後のイメージが明確になっていないと、お金をかけて教材を揃えたり、講座に通ってはみたものの、途中で挫折してしまうことになります。
専門知識をつけてキャリアアップしたい、独立開業を目指したい、など、資格を取ろうと思う動機は人それぞれですが、資格取得後の自分について確固たるイメージがあればあるほど、長い勉強期間を乗りきれるモチベーションが生まれます。
資格は活用してこそ意味があるものです。試験合格はゴールではなく、自分の目指すキャリアを実現するためのスタートラインに過ぎません。目的があいまいなままでも合格できるかもしれませんが、そういう人は結局資格を活用できずに終わってしまうでしょう。
私は20代前半の頃、まず中小企業診断士に挑戦しましたが、「取れたら何となくカッコよさそう」程度のあいまいな動機しかなかったため、頑張って取得はしたものの、結局活用できませんでした。
その後再び真剣に考え直して、「サラリーマンを辞めて独立して仕事がしたい」という本当の目的に気づきました。難関資格といわれる不動産鑑定士に再度挑戦して、転職して実務を積み、その後独立開業できたのです。
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長い勉強期間の間には、つらい時、もう辞めたいと思う時が必ずあります。そんなときは、資格を取って活躍している自分を繰り返しイメージしてみてください。