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手を動かすインプット

効果的なインプットのためには「読む」だけでは不十分

テキストを何度回してもなかなか覚えられない、という人は多いと思います。学習開始直後の段階では、テキストを繰り返し通読し、内容を理解することが先決ですが、ただテキストをダラダラと読んでいるだけでは、理解した知識を頭に定着させることはできません

管理人は今までに多くの資格試験に一発合格してきました。それを可能にしたのが、「手を動かすインプット学習」です。

「手を動かすインプット学習」は、「書いて覚える」方法の一つであり、具体的な方法は次のとおりです。

  1. 左側にテキストを広げ、右側に白い紙を置く。
  2. 覚えたい用語、フレーズ、項目の重要ポイントなどをテキストを見ながら、右側の紙に書きまくる。
  3. 書いた紙は取っておかずに捨ててしまう。

このインプット方法は、情報を目から取り込むだけでなく、「書く」動作を通して、手からの刺激として同時に脳に伝えることで、知識を定着させる作業です。

きれいなノートを作るのが目的ではないので、紙はコピー用紙の裏紙、チラシの裏、メモ用紙でも何でもかまいません。

書き方も、時間をかけて丁寧に書く必要はなく、殴り書きでかまいません。あとで読み返すものではないので、自分で読めない汚い字でもOKです。

とにかくどんどん手を動かして、情報を脳に焼き付ける、というイメージです。

手を動かすインプット学習の具体例

簡単な例として、宅建試験の学習で、都市計画法の勉強をしている場合で説明します。

「都市計画区域の指定は原則として都道府県が行い、2つ以上の都府県にまたがる場合は国土交通大臣が行う」といった基本的な事項があります。

さらに、「都道府県が指定する場合は、あらかじめ、関係市町村および都市計画審議会の意見を聴くとともに、国土交通大臣と協議し、その同意を得なければならない。国土交通大臣が指定する場合は、あらかじめ、関係都府県の意見を聴く。関係都府県が意見を述べるときは、あらかじめ関係市長村、都道府県都市計画審議会の意見を聴かなければいけない。」という重要ポイントがあります。

このようなややこしい事柄を覚えたい場合には、ただテキストを漫然と読んでいてもなかなか頭に入ってきません。こういった場合、テキストを見ながら、例えば次のように紙に書いていきます。(繰り返しになりますが、きれいに書く必要はありません。)

『 都市計画区域 → 原則都道府県、2つ以上の県 → 大臣
・都道府県が指定 → 市町村・審議会の意見 + 大臣と協議・同意
・大臣が指定 → 都府県の意見 ← 市町村・審議会の意見 』

この方法は、暗記モノの学習や、上記の宅建の例のように、ややこしいことを整理して覚えるのにとても有効です。どんな資格試験にも対応できる方法ですので、ぜひ試してみてください。管理人も、鑑定評価基準の暗記の際には、この方法を使ってとても効果がありました。

手を動かすインプット学習の注意点

  1. 内容を理解していないうちに、とにかく書きまくっても意味がない。まずはテキスト、基本書に書いてある内容や用語の意味をきちんと理解すること。
  2. 書く作業に時間をかけすぎない。目でテキストの文字を追うのと同じくらいのスピードで手を動かす
  3. 何を書けばいいかわからない、という場合は、テキストの各項目の冒頭にある、重要ポイントのまとめ部分や、本文の太字・赤字等の部分を参考にする
  4. さらに有用なテクニックとして、書きながら口でブツブツつぶやくと、視覚、聴覚、手の動きという複数の刺激が加わるので、いっそう効果的。
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いわずと知れた勝間和代氏の出世作です。あまり知られていませんが、勝間さんは会計士2次試験最年少合格等の実績のほか、多くの資格をもつ試験のプロでもあります。2007年の本なので、IT関係の記述はちょっと古いですが、勉強法はどんな試験にも当てはまるベーシックなもので、とても参考になります。「年収アップ」を前面に出しているのもいいですね。